首から肩、腕、指先にかけてのしびれは、頚椎(首の骨)での神経の圧迫や、手首・肘での神経の締めつけが原因のことがあります。しびれの「範囲」と「出方」から原因の場所をある程度推測できるため、問診と検査による見極めが重要です。
よくみられる症状
- 首を反らすと腕や手にしびれが走る
- 指先の感覚が鈍い・細かい作業がしづらい
- 朝起きると手がしびれている
- ボタンかけや箸の使いにくさを感じる
- 肩こりと一緒に腕のだるさ・しびれがある
考えられる主な原因・病気
- 頚椎症・頚椎椎間板ヘルニア:首の神経の圧迫によるしびれ
- 手根管症候群:手首での神経の圧迫。親指〜薬指のしびれが特徴
- 肘部管症候群:肘での神経の圧迫。小指側のしびれが特徴
- 胸郭出口症候群:なで肩の方やつり革につかまると症状が出る方に多い
- 糖尿病など内科的な原因によるしびれ
しびれは「どこがしびれるか」が診断のカギ
同じ手のしびれでも、親指側か小指側か、片手か両手かで原因はまったく異なります。受診の際は「いつから」「どの指が」「どんなときに」しびれるかをメモしておいていただくと、診断がスムーズです。進行すると筋肉のやせや握力低下につながるタイプもあるため、長引くしびれは放置しないことが大切です。
受診の目安
次のような場合は、我慢せずに受診をおすすめします。
- 痛みやしびれが数日たっても良くならない、またはくり返している
- 症状がだんだん強くなっている
- 日常生活・仕事・スポーツに支障が出ている
- 夜間の痛みや、しびれ・脱力をともなっている
上記はあくまで目安です。期間にかかわらず、強い痛みや不安があるときはいつでも受診してください。「この程度で来てよかったのかな」という症状ほど、早めに対処すれば軽く済むことがよくあります。
当院での診療の流れ
- 問診:いつから・どんなときに・どのように痛むのかを丁寧にうかがいます
- 検査:レントゲン・エコーなどで痛みの原因を確認します
- ご説明:検査画像をお見せしながら、原因と治療方針をわかりやすくご説明します
- 治療・リハビリ:お薬・注射・リハビリテーションを症状に合わせて組み合わせます
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